マイホーム 2019. 06. 20 2018. 12. 20 この記事は 約4分 で読めます。 こんにちは、防災アンバサダーの鳥海まさし( @social_eco6819 )です。 消費電力が高い家電を使うとブレーカーが落ちることありませんか? 私も電子レンジと炊飯器とエアコンを同時に使ったら家中の電気が止まってしまいました。 この記事を読めばブレーカーの容量とコンセントの回路を知ることでブレーカーが落ちるのを防ぐことができます。 知っておくと便利ですので、誰でも簡単にチェックできる方法をお伝えしていきますね。 コンセントを単独で使うとは?
どうもじんでんです。今回はスマートメーターのサービスブレーカー(リミッター)についての記事になります。 サービスブレーカー(リミッター)ってなに? 家の分電盤にはサービスブレーカーというものが設置されています。リミッターとも呼ばれています。そんなの知らないよって方はこちらの記事を見て下さい。 電力会社の契約アンペア数を確認しようと思えば、このサービスブレーカーを見れば30とか50と書いてあるのでそれで判断することができました。請求書でも確認はできますが。私もあるとき契約アンペア数を確認しようとしたところ、サービスブレーカーがないことに気づきました。 疑問に思い調べたところ、 最近の家ではサービスブレーカーが設置されていません 。それはスマートメーターが関係してくるのです。 スマートメータってなに? 最近はスマートメーターが普及し始めて、新築の家やマンションなどはほとんどスマートメーターになっています。 今までのメーターはただ電力量を計測するだけの機能しかありませんでした。しかしスマートメーターは遠隔での検針や電気の見える化の為の機能などメーター1つで色々なことができます。特に遠隔での検針は電力会社にしてみれば、毎月各家庭を回って検針していたことを自動化できるので大きなメリットがあると思われます。 また最近はやりの新電力に変更しようと思ったら、まずはスマートメーターに変えなければなりません。それはスマートメーターによる遠隔の操作で、電力会社の変更ができるようになっているのです。 サービスブレーカーがない! スマートメーターが設置されている家では、サービスブレーカーが設置されていません。私も最近まで気づきませんでした(笑)。どこにあるのか調べてみると、スマートメーターに内蔵されているとのことでした。 ここでまた疑問が出てきます。電気の使い過ぎで切れた場合はどやって入れるの? スマートメーターを見てもどこにもスイッチみたいなものは見当たらないし、わざわざ電力会社に連絡しないと復旧できないの?とも思いました。 自動で復旧する スマートメーターでは電気の使い過ぎでリミッターが動作した場合は、数十秒後に自動で再投入されます。そして短時間の間に動作→再投入が繰り返されるとロックされて再投入されなくなります。その場合は電力会社に連絡しないと電気を戻すことができません。遠隔で操作できるのか、現地で操作しないといけないかは私が調べた限りでは不明でした。 一旦停電すればエアコンや電子レンジなど消費電力の大きい機器は大抵が電源が切れ勝手には再起動しないと思います。勝手に電源が入るのは冷蔵庫や電気ポットぐらいだと思います。なので何回も動作→再投入を繰り返すようなことは可能性として低いでしょう。 もしも台風等の災害でもないのに停電して少しして電気が戻るようなことがあれば、各機器の電源を入れるのは慎重に1つずつ実施してください。いきなり全部入れるとまた切れ、繰り返すと停電が長引く可能性がありますので注意しましょう。 電力会社によって異なる?
メインブレーカーがあってその先に小さいブレーカーが付いている。 その先に各コンセントや照明器具に電線が繋がっている。 まさに一本の線で繋がっています。 (正確には2本、動力なら3本ですが、電気の流れを考えるときは単線の方が分かりやすいので... ) 線が繋がってないと電気は供給されません。 リレー、マグネット、サーマルの交換は簡単です。 リレー、電磁開閉器(マグネット)、サーマルは消耗品です。 いつかは壊れます。 リレー何て抜いて刺すだけで交換出来ちゃうので、覚えておきたいですね。 下の写真はリレー(立方体のやつ)です。 マグネットやサーマルも同じ型番の物を購入して、 同じく線をつなげるだけなので、簡単に交換できます。 線が分からなくならないように最初に写真を撮っておくのが良いですね! モーターが動かない原因を探ろう! ブレーカー、電磁開閉器、サーマルリレー、モーターの順番で線が繋がっています。 下の写真のような感じですね! ちなみに下の写真は、上記の ※盤図1 の右の2つの線の実物品です。 線だけだとここまで想像するのは難しいですよね? やはり実物を見ないと理解は深まりません。 アミダくじの要領で順番にテスターで電圧を測ればいいのです。 まずはブレーカーで電圧を測る サーマルリレーをリセットしたのに動かない! そんなときはメインのブレーカーを確認しましょう。 もしかしたらメインブレーカーも落ちているかもしれません。 本来なら、メインブレーカーが落ちる前に、 サーマルトリップするというのが正しい保護協調ですが、 経年劣化などからこの協調が崩れてしまうことも考えられます。 一つずつ冷静に電圧を測って行けば必ず問題は解決します。 マグネットの二次側で電圧を測る マグネットが動作していなければ、もちろん電圧が出ません。 マグネットとはコイルに電圧を加えることにより磁力を発生させ、 接点を繋げたり離したりする機器のことです。 マグネットが動作しない理由① マグネット自体の故障! →機器を交換する。 マグネットが動作しない理由② 入力信号が来ていない! 入力信号とは電圧の事です。 モーターの電源電圧とは別物です。 種類は100Vなのか?200Vなのか?交流なのか?直流なのか? など使用してるマグネットによって変わってきます。 信号はスイッチボタンからリレーを介して来ていたり、 自動制御機器から来ていたりするので、これも盤図で判断しましょう。 サーマルリレーの二次側で電圧を測る サーマルリレーは手動で復帰ボタンを押さなければ、復帰しません。 電圧が無ければ復帰ボタンを確認しましょう!
2020年06月04日 漏電する危険性はどんな場所でもあることをご存知でしょうか? オール電化住宅があるように、電気があれば生活に困ることが少なくなった現代です。 ガスから電気に変わったことの背景には「安心・安全」というキーワードがあったのではないでしょうか。 電気を「安心・安全」に家庭内で使用するためには「ブレーカー」の存在が欠かせません。 漏電による感電や火災などの危険から身を守るためには、漏電ブレーカーがとても重要な役割を果たしています。 今回は ・ブレーカーの3つの種類 ・漏電ブレーカーが落ちた時の復旧方法 ・漏電が起きる原因と対策 ・漏電ブレーカーが落ちないようにする ・ブレーカーがよく落ちるときの対処法 について詳しく解説していきます。 1. ブレーカーの3つの種類 「ブレーカーが落ちた!」という経験はどのご家庭でもあると思います。 ブレーカーには大きく分けて3つの種類があります。 その種類について詳しく説明していきます。 1-1. アンペアブレーカー 分電盤の左端にあるブレーカーが家庭で契約しているアンペアブレーカーで、30Aや40Aといった契約したアンペア数を超えてしまった場合に落ちます。 ※スマートメーターが取り付けられているご家庭の場合、スマートメーターに内蔵されているアンペアブレーカーの機能により契約アンペアを設定している場合があります。この場合アンペアブレーカーは取り付けられておりません。(使いすぎの場合は10秒後に自動復旧します) 1-2. 漏電ブレーカー 漏電ブレーカーが落ちた時は、家庭内のどこかで漏電が起きていることを指します。 漏電したまま電気を使い続けると、感電や火災が起きる原因となってしまうことがあります。 1-3. 安全ブレーカー(配線用遮断器) 分電盤の中で部屋ごとにわかれているブレーカーの部分です。 落ちたブレーカーの部屋で電気を使い過ぎたり、電化製品が故障したり、配線がショートしてしまった可能性があります。 2. 漏電ブレーカーが落ちた時の復旧方法 漏電ブレーカーが落ちるということは、どこかで漏電している可能性があるということです。 「漏電」と聞くと怖い印象がありますが、落ち着いてすぐに対処するようにしましょう。 2-1. 漏電している回路を見つける まずは漏電している回路を見つけることが大事です。 そのために漏電ブレーカーを利用して見つけましょう。 手順をお伝えいたします。 ①全てのブレーカーを「切」にする ②アンペアブレーカーと 漏電ブレーカーを「入」にする ③安全ブレーカーを1つずつ順番に「入」にする 安全ブレーカーを順番に「入」にしていくと、どこかで漏電ブレーカーが落ちるはずなので、そのタイミングで「入」にした回路が漏電箇所と特定できます。 漏電している部屋の安全ブレーカーを「切り」にして、漏電ブレーカーを「入」にすれば、漏電しているお部屋以外の電気は復旧することができます。 漏電しているお部屋がわかれば、そのお部屋のどの家電が漏電しているのかを探します。 また、漏電箇所の家電のプラグを抜く場合は安全のため安全ブレーカーが切れた状態で抜きます。 家電のプラグを全て抜いて、同じように漏電ブレーカーが落ちる場合は、家屋の配線や、直接つながった機器に漏電の可能性があります。 漏電していたら全ての電気を使わない方が良いのでは?と思うかもしれませんが、漏電していない回路は使えるため、漏電回路を除くお部屋のみ使用するようにします。 2-2.
更新日:2021-04-30 この記事は 21997人 に読まれています。 ドライヤーをつけた瞬間に部屋が真っ暗になった、という経験がある方も多いのではないでしょうか。 停電はブレーカーが落ちることによって発生 します。 ブレーカーはなぜ落ちるのか、落ちてしまった場合にはどのような手順で復旧作業をおこなえばよいかを知っていると、部屋が真っ暗になっても慌てることなく対応できるかもしれません。 今回は ブレーカーが落ちる原因と、ブレーカーの復旧方法を解説 します。さらに、ブレーカーを落とさないために心がけることもご紹介します。 何が原因でブレーカーは落ちてしまうのか?
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ビル管理のつまずきポイントです。 意外と知らないまま仕事をしている人が多いので、 記事にしました。 この記事を読めば、 なぜサーマル設置が必要なのか? サーマルトリップの復旧方法 電磁開閉器の交換方法 が分かります。 ビル管理の仕事をするなら覚えておきたいサーマル設置 ビル管理の仕事をするならサーマル設置の意味は、 覚えておきたい項目です。 まずは、 この記事のメインにしたいことを先に書いておきます。 メインブレーカーがあるのに何でサーマルリレーが必要なのか? 「過電流で落ちるんならサーマルリレーいらないじゃん!」 「同じ過電流で落ちるメインブレーカーがあるんだから!」 なぜサーマルリレーを取り付けるのか? 「ブレーカーだけだとモーターが焼損してしまうから!」 という事なのですが、 「それならトリップ値が小さいブレーカーつければいいじゃん!」 そう考えるのが普通ですよね? しかしブレーカーの最小遮断電流は15Aなのです、 3φ200Vで1. 5kwのモーターだと定格電流は6. 4A程度です。 故障時はそのモーターに15Aまでは電流が流れ続けてしまうので、 モーターのコイルが焼損してしまいます。 それに比べてサーマルリレーは電流を熱変化させて遮断するので、 遮断電流の整定は柔軟に変更できます。 つまり サーマルリレーは確実にモーターを保護できる んですね! どうしてサーマルリレーは突入電流で落ちない(トリップしない)のか? 「ブレーカーより遮断電流が小さいのに、どうしてサーマルリレーは落ちないの?」 そういう疑問にぶつかりますよね? それは 高い電流値の時だけメインブレーカーの方が遮断速度が速い からです! つまり サーマルリレーの動作速度がメインより遅い 。 だから落ちるとしたらメインブレーカーなんです。 ブレーカーやサーマルリレーには 動作特性曲線 というものがあります。 それは「電流に応じてどれくらいの時間で遮断するか」を表した曲線です。 ブレーカーとサーマルリレーの動作特性曲線を重ね合わせるとよくわかります。 機器のメーカーサイトに動作特性曲線は乗っているので、 ダウンロードすると分かりやすいでしょう! 図:動作特性曲線 教えないとリセットすら出来ずに機器は停止したまま… 新人教育をする時にサーマルリレーについて必ず教えるようにしています。 設備管理をする上でサーマルトリップは結構な頻度で起こるトラブルです。 下記サイトはサーマルトリップが起こる要因と復旧方法について 写真付きで記載されているので、 参考になると思い貼り付けさせていただきました。 内容は、 サーマルリレーを取り付ける理由、 サーマルリレーの動作原理、 サーマルリレーの復旧方法 について分かりやすく解説しています。 今回のメインテーマでは無いので説明は省略します。 盤図は「あみだくじ」 ※盤図1 盤図が読めるようになれば、世界が広がります。 線を順番に辿って行くだけなので「あみだくじ」と同じです。 … ……とまぁ、言うのは簡単ですが…(^-^; 新入社員に、電気回路図を見せるとあからさまに嫌な顔をします。 「これは専門家じゃないと分からないやつでしょ?」 というような顔をします。 いや、そこに足を踏み入れてるの、あなたなんですけど... f(^_^; 実はめちゃくちゃ簡単なのに…(^-^; 特に強電盤(電灯盤や動力盤)の中身は、 電圧が来ているか来ていないかで制御が組まれているので分かりやすいです。 例えば家についている分電盤なら分かりますよね?
電気工事店等に問い合わせる 漏電している箇所が電化製品の場合はその電化製品を修理に出すか、買い替えるかで解決しますが、家屋である場合は専門家に見てもらう必要がありますので、電気工事店等に問い合わせてみましょう。 また、漏電ブレーカーが落ちる原因にはブレーカーの故障ということもあります。 普段あまり触らない場所ですし、漏電している状態は感電や火災の可能性があり危険な状態です。 漏電ブレーカーを触ることも不安になるかもしれません。 そういった場合は無理に戻そうとせず、電気工事店等に問い合わせて見てもらうと安心ですね。 3. 漏電が起こる原因と対策 普段通り生活していると、漏電とはあまり関係がないように感じますが、電気の使い方によっては漏電が起こりやすくなっている場合があります。 その原因と対策に注目します。 3-1. 様々な配線の劣化や破損 家庭内にはたくさんの配線があります。 埋め込まれている配線については確認できませんが、私たちが使う電化製品やコンセントがどのような状態で使われているかは確認できます。 漏電が起きないように「絶縁体」が使われていますが、これも使い方によって傷がついたり、濡れたりすることで劣化していきます。そうすると「絶縁」ができなくなり、漏電を起こしてしまうことになります。 3-2. 電化製品の故障によるショートや漏電 プラスとマイナスの配線を直接つなぎ、電気抵抗を持つものを通さなかった時に起こるのが「ショート」です。 故障した電化製品やコードを使い続けていることでショートや漏電をおこすおそれがあります。内部の回路やコードが破損している場合があるためです。接触の悪い電化製品などは注意しておきましょう。 4. 漏電ブレーカーが落ちないようにする 電気を使いすぎると落ちてしまうアンペアブレーカーは、同時に使う電化製品を減らすことで防げますが、漏電ブレーカーを落ちないようにするためには日常生活でちょっとしたことに注意することが大事です。 4-1. 湿気の多い場所での電化製品の取り扱いに注意する コンセントと同様で、電化製品は湿気に弱いです。 水に濡れたままの電化製品を使用すると漏電する可能性が高くなります。 キッチン等の水回り付近の電化製品を使用する場合は、濡れた手のまま触らないようにする等注意しましょう。 4-2. 電気コードを不自然に曲げたり束ねない コードが長くなればなるほどねじれたりします。 気付かないうちに他の家具で踏みつけていたり、ひどくねじれたまま使用していたりして、コードが変形してしまうほどになると接触不良や熱がこもることにより過熱し、絶縁体としての機能も落ちてしまいます その結果、ショートや漏電に繋がることがあります。 様々な長さの延長コードがありますので、上手に利用しながら不自然にコードが曲がったり束ねたりしないように工夫しましょう。 5.