肩関節 トレーニング法 カフ・トレーニング 肩のインナーマッスルの筋力を向上させ、正しい肩関節の動きを作ります。 コッドマン体操 肩の炎症が強い時期や、上腕骨骨折の急性期に無理のない範囲で行う肩リハビリの一つです。自宅でも容易に行うことが出来ます。 腹横筋体操(ドローイン) インナーマッスルである腹横筋を使うトレーニング指導します。 使い方は、慣れるまで難しいことが多いですが、慣れると他の部位もよくなります。是非マスターしましょう。 ワイパースウィング 肩回線筋群の拘縮を行う運動です。 炎症の残っている亜急性期に行います。 棒(タオル)ストレッチ 肩関節後方の筋・腱のストレッチを行います。 強めの動きの練習であり、炎症の無い慢性期に行います。 棒(タオル)ストレッチ 肩甲骨スタビリティ・エクササイズ 準備中 「リウマチのことを知りたい」「整形外科ではどんな症状を扱うの?」などなど、素朴な疑問から専門的なご質問にもお答えしています。 枕のことでお悩みの方はお気軽にご相談ください。 山田朱織枕研究所に関する詳しい内容はこちらからご覧ください。 かんクリニック リウマチ・整形外科 〒249-0001 神奈川県逗子市久木4-2-5 ZEROビル 電話:046-870-5599 FAX:046-870-5587 メディカルフィットネス Re Cube
Author(s) 中村 翔 宮本整形外科クリニック リハビリテーション科 颯田 季央 山内 仁詩 国家公務員共済組合連合会 東海病院 リハビリテーション科 Abstract 【はじめに,目的】肩甲下筋の異常な緊張や伸張性の低下は,肩関節挙上時の外旋運動を制限し,挙上運動の阻害因子の一つとなる。我々は肉眼解剖学的所見や臨床経験から肩甲下筋の最下部筋束が肩関節疾患の治療対象として重要なことを報告している(颯田2009・2010・2012,川村2010)。肩甲下筋へのアプローチには様々な方法があり,主に解剖学的所見や臨床経験から考察されたスキルである。われわれは先行研究において,超音波画像診断装置(以下,US)を用いて,肩甲下筋の動態を観察し,収縮時に前外側方向への動態を示すことを報告した(山内2013)。この動態を考慮し,肩甲下筋に対する後内側方向へ圧迫するストレッチ(以下,St1)を考案した。St1と従来から行われている圧迫のみを行うストレッチ(以下,St2)の即時効果について比較したため報告する。【方法】本研究のデザインはクロスオーバーデザインを採用した。対象は,肩関節周囲炎と診断された25名25肩(男性13名,女性12名:年齢57. 1±8. 5歳)とした。肩関節挙上が90°以下の症例やレントゲン所見にて変形のある症例は除外した。同一被検者に2種類のストレッチを施行し,施行前とそれぞれの施行ごとにROMを測定した。関節可動域測定の方法は,日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会の基準に準じた。ROMの測定方向は屈曲・外転・下垂位外旋(以下,1st外旋)・90°外転位外旋(以下,2nd外旋)・90°外転位内旋(以下,2nd内旋)とした。対象をA群12名(男性6名,女性6名:年齢59. 7±7. 7歳),B群13名(男性6名,女性7名:年齢54. 5±9. 0歳)をランダムに2群に振り分けた。A群はストレッチの施行の順序を,St1からSt2の順に行い,B群はSt2からSt1の順に行った。なお,ストレッチの伸張時間は30秒とし10セット行った。ストレッチ施行前のROMの測定値とA群の試行ごとのROMの測定値に対する差から中央値(四分位範囲)を求めSt1A・St2Aとした。B群も同様の処理を行いSt2B・St1Bとした。統計学的分析は,(1)St1AとSt2B,(2)St1AとSt1B,(3)St2AとSt2Bの各運動方法に対しWilcoxonの符号付順位検定を行った。統計学的有意水準は5%未満とし,統計解析にはSPSS Ver.