まずは3つの中から考えてみてください。 私の経験上、 多くの場合原因は①の愛情不足がほとんどです。 この場合私がLINE友達限定でプレゼントしている 「思春期の子育てマニュアル」 を一度読んでみてください。 道山流思春期の子育てマニュアルはこちら 中学生で遅刻が続くと不登校になる可能性がある! もしあなたのお子さんが、 「最近やたら遅刻が多いな」と思ったら できるだけ早く原因を突き止めて、 解決していく必要があります。 なぜなら最初は軽い遅刻だったとしても、 それが習慣化すると長期的な不登校に 繋がる危険があるからです。 一度長期的な不登校に陥ってしまうと、 解決までにかなり時間を要します。 そうなってからでは遅いので、 できるだけ早く対処する必要があります。 ではどのようにしたら解決できるのか?
本当にスマホが原因の睡眠障害?
著書でも指摘していますが、交感神経が緊張するとメンタル面にも影響が出ることがほとんどです。 小5の娘ですが、朝起きられなくなる前から学校でいやなことを言われると頭痛や吐き気、腹痛などを訴え具合が悪くなって寝てしまい何日も休むようになってしまいました。とても傷つきやすく、腫れ物に触れるような声掛けをしているのですが、「大丈夫だよ!」という声掛けでも「お母さんにはわからないんだ!」と落ち込んで食事をとらなくなることも度々です。 小学6年生の息子のことで悩んでいます。朝は大声で起こしても起きられません。当初、そんなでも夕方にもなれば元気で、テレビを見て笑っている姿をみて「サボりだ!」と思いました。そのため、声をかけても起きられない子供をゆすったり叩いたりして起こしていました。しかし、そういった起こし方をすると「クソババア!」と言って手や足が飛んできます。 そんなことが繰り返され、父親も含めて口論となり9月と10月に息子は2度家出をしました。どうしたらいいのか?ほとほと困っています。 なぜ、朝起きられないことが暴言や暴力といった問題につながるのか?また、親子喧嘩のトリガーとなるのか?これも著書で明確に指摘しています。 発達障害や適応障害も併せて診断されることもあります! 著書では、起立性調節障害とともに発達障害と診断された子どもの改善について、二人のお母さんからいただいた手記を原文のまま紹介しております。つまり、起立性調節障害だけでなく、発達障害の改善も可能です。 起立規律性調節障害だと診断されましたが、大学病院では、適応障害ではないか?と診断されました。 反抗期もあるのか、暴れたりとすごいです。どれが本当の診断なのかわからない状態で娘に向き合っていくのに不安におしつぶされそうです。 小5の娘は、学習障害と発達障害の検査待ちをしています。起立性調節障害の体調不良もありますが、勉強をしていても、脳がとても疲れやすいです。また、文章の理解が遅れています。 何をすれば良いか、途方に暮れております。 小学生の子どもが朝起きられないのは遺伝でしょうか? 日本小児心身医学会も「約半数に遺伝傾向を認める」と指摘していますし、私もお客様から次のような質問をいただいてきました。 「私も主人も朝起きが苦手で二度寝することが度々です。また、私も朝起きてからしばらくボーっとしていないと活動できません。娘が朝起きられないのは遺伝でしょうか?」 「息子の父親は躁うつ病です。小学生の息子は朝起きられない上に気分が落ち込み、口を利かなくなることが度々です。かと思うと、時にハイテンションです。こういった気質が起立性調節障害と関係しているのでしょうか?」 10年前に離婚した夫はDVでした。 娘を朝起こすとイライラして暴れることがありました。あまりに元夫と似ていてトラウマがフラッシュバックした程でした。もしかして遺伝でしょうか?
森下 「自律神経を鍛えるための、チルトトレーニングですね。 壁を背にしてしばらく立っている という方法があります」 ──え、立っているだけでいいんですか? 森下 「意外かもしれませんが、めまいやだるさからできない場合も多いんですよ。でも立つという負荷に、自律神経が適応しようとして鍛えられます。あとは運動ですね。体調が悪いと寝ているだけになり、体調がもっと悪くなってきますから。それに、 やらないのは行動パターンの問題でもあるんです。大事なのはそのパターンを変えていくこと。 ちょっと辛いけどやってみようっていうことの繰り返しが大切なんです」 ──でも、身体や心が弱っている中で、運動をやれと言われても更に辛くなってしまいそうな気がします……。 森下 「そうで すね。ですから、上から『やれ!』と言うのではなく、運動が必要なことに本人に気づいてもらうために、同じ目線で一緒に考えるようにしており、親御さんにもそう伝えています。 もちろん、これですぐに良くなるわけではありません。 明日学校に行けるようになることはもちろん大切ですが、それと同等、いやそれ以上に、長い目で見てストレス耐性をつけたり、頑張れる原動力が育まれたりすることも大切なんです。 だから、親御さんも種まきのような感覚で語りかけて欲しい、と伝えていますね」 ──長い目で対応していく必要があるんですね。起立性調節障害で学校生活に影響が出てしまう場合もあると思いますが、どんな風に対応してもらえばいいのでしょうか? 森下 「居心地のいい場所を確保してもらうことですね。保健室とか別室を用意してもらうとか、教室でも遅刻したり早退したりしても、暖かく迎えてもらえる環境を整ってるといいでしょうね」 まとめ 起立性調節障害は、身体の問題と心の問題、多様な症状が絡んでいるなど複雑な病気というお話でした。 本人だけ、薬だけ、環境だけ、と何か1つを対策するだけではなく、親御さんや学校、心理療法なども含めた多様なアプローチで解決していくのが、結局は一番の近道になるのかもしれません。気になる症状があれば、「甘えてるだけ?」と思っても、まずは小児科や心療内科に相談してみてはいかがでしょうか。