歯の神経を抜くと、「歯が脆くなる」「歯が変色する」などのデメリットがあるのはご存知ですか? 歯医者で「歯の神経を抜く」と言われたら、不安に感じる人も多いと思います。しかし、虫歯の度合いによっては歯の神経を抜かなければいけない場合があります。 1. 歯の神経を抜くとは? 歯の神経を抜くことは「抜髄(ばつずい)」とも言われます。虫歯が、神経まで到達している場合、歯の内部にある神経を抜く治療が行われます。"神経を抜く"と言っても、何かを虫歯からひっぱって抜く訳ではありません。歯の中には、中心部に歯髄腔(しずいくう)という空洞があり、その中の神経や血管を除去する事を「抜髄」といいます。 2.
歯の神経を抜く治療 歯の神経を抜く治療は、数回の通院が必要になる場合があります。治療内容について解説していきたいと思います。 (1)治療手順 a. レントゲン診断 レントゲンで、虫歯の深さを調べます。見た目では確認できない虫歯の位置や深さを調べます。明らかに、虫歯が神経に到達している場合には、神経を抜く治療を行います。 b.