calendar 2017年12月14日 reload 2018年04月14日 folder 子ども 気に入らないことがあると、床に頭をゴンゴン打ちつけたり、壁に後頭部をゴンゴン打ち付ける子どもの自傷行為。 自分の子どもの自傷行為を見るのは、親として本当につらいですよね。 私の息子も生後6ヶ月から2歳過ぎまで自傷行為をしていたので本当につらかったです。 ですが、もうすぐ4歳になる現在、頭を床に打ち付ける行為はなくなりました。 いつかはしなくなる日がくるのですが、おでこに内出血ができるくらい床や壁に頭を打ち付けていると、脳への影響も心配ですし見過ごす訳にはいきませんよね。 そこで今回は私が 実際に保健師さんや心理士さんから聞いた、自傷行為の原因や対応の仕方 などをお伝えしたいと思います。 赤ちゃんの自傷行為!壁や床に頭を打ち付ける原因は? 言葉が話せない 自分の意志がはっきりしていて伝えたい事があるのに、言葉で伝えることが出来ないもどかしさ、いら立ちから自傷行為をしてしまうのだとか。 1歳2歳頃のまだ上手に言葉を話すことが出来ないお子さんに多いようです。 うちの息子も2歳半までおしゃべりがほとんどできなかったので、 うまくいかない事があるたびに頭を床にゴンゴン打ち付けていました。 お母さんに構ってもらいたい 子どもが壁や床に頭をゴンゴンする行為を見て、周りはびっくりして何らかの反応をしてしまいすよね? すると子どもは「コレをするとかまってくれるのか!」とわかり、ゴンゴンをするようになってしまうのです。 知的障害や自閉症 私が1番心配したのは、ここでした。 ネットで検索すると、自傷行為は知的障害や自閉症の子どもの行動の1つのようで、実は他にも当てはまる行為が他にもありました。 ・言葉のオウム返し ・目が合わない ・クレーン現象 「え…これ全部当てはまるんですけど…」 調べれば調べるほど不安になりました。 結果的には成長と共に自然に落ち着いて、自閉症の診断はされませんでしたが、当時は保健師さんや心理士さんに相談し、2歳半から1年間、児童デイサービス (※1) に通うほどでした。 症状が当てはまるからといって、必ずしも自閉症とは限らないので、心配でしたら、保健師さんや心理士さんに相談してみると良いですよ。 (※1)発達に心配のある子どもや障がいを持つ子どもを対象に、療育を行う専門性のある事業のこと 頭を床や壁に打ち付けた時の接し方は?
絶妙なタイミングで先生に披露したぷうと。やるな。 『そうですね、今見たところ、あまり痛くならないように勢いを調整して床にぶつけてますね。今は自分に注目して欲しい、遊んで欲しいからやってるのかもしれないですね。』 『そうですか。心配ですがとりあえず様子を見てみますね。あと、たまに公園などで振り返らずに走っていくのですが、多動も考えられますか?』 『私たちが多動かな、と思うお子さんは、例えばこの部屋に来たらなんども部屋から出ようとしたり、おもちゃで遊ぶよりお部屋を歩き回ったりします。ぷうとくんは集中して遊べていたので今は見受けられないですね。 お母さん、ご希望であれば2歳になって健診も受けれますので心配があればご連絡下さい。』 とりあえず今の段階ではまだまだ成長の段階なので発達障害か否かを判断するのは難しいようです。 来月、発達の病院の先生に診てもらうことになってます。 あのように仰って頂いたものの、頭をゴンゴンするのは、やっぱりものすごく気になるんですよね… それが自閉症の特性と言われているだけに、 どうしても気になります。 もしそうだとしたら、早期療育したいんですよね~。(通ってる病院は1歳半からの療育あります。) 長崎のお土産頂きました♡ ちゃんぽんマイウー!! ありがとうございました! ++++++++++++++++++++ 先週末、またまたアメーバトピックスに掲載させていただいたようです。涙 アメーバさま、ありがとうございます!! そしていいね!や読者登録、コメントをどうもありがとうございました! 皆様、ほんとうにありがとうございます!! ++++++++++++++++++++ 今日も私のブログにご訪問ありがとうございます!そして、コメントやいいね!をありがとうございます♡ 発達障がいについて沢山の人たちに理解して頂けるように、これからもブログの更新頑張ります! ↓応援クリックよろしくお願いします♡ にほんブログ村 自閉症児育児ランキングへ
つめ噛みも「自傷」?息子のカジカジが止まない時と、とまる時 大人にもおススメ!すぐキレる6歳の息子が考えたイライラ対処法
気になる子どもの様子 Q. 1歳7か月の女児。思い通りにならないと自分の頭を床などに打ち付けます。 (2010.
unsplash-logo Tim Bish 発達障害の子どもや赤ちゃんのかんしゃく(癇癪)に悩んでいませんか?いくらあやしても夜泣きが治まらない、パニックになると泣き叫んで暴れる、自分や他のモノに手を上げる等のかんしゃくは、何故起きるのでしょう。発達障害の特性をふまえたかんしゃくの特徴や背景、対処法について教えます。 発達障害の子どもはかんしゃくを起こしやすい?
プランを実施し、うまくいかなければプランを見直す ステップ2で考えた中から家庭で実施しやすい方法を選んで、やった結果どうだったか記録をとりながら一定期間やってみます。 家庭でプランを実施する際はその 目的を家族や周囲に説明し、共有することが大切 です。毎回対応が変わったり人によって対応が変わらないようにします。例えば、頭を床に打ち付けて「母親以外の人だったら要望が通った」ということになると、その行動は繰り返されてしまいます。家族もその周囲も、子どもに対して一貫した対応を心がけましょう。 子どもが自傷行動ではない方法でうまく過ごすことができたら、すぐに褒めてあげましょう。「トークンエコノミー」と言われるシールやポイントを使って褒めるのもおすすめです。 わかりやすく褒めることで子ども自身がうまくできたことを実感しやすくなり、望ましい行動を増やす ことにつながります。 子どもが自分で考えて動けるようになる「トークン表」とは?
刺激への「敏感さ」と「鈍さ」 感覚過敏/感覚鈍麻といわれる刺激を感じる感覚の偏り も、自傷行動が起こりやすくなる要因となります。仮に同じ環境であっても、ある人はそこにいて何も感じなくても、別の人はその環境から受ける刺激に強い不快を感じている、ということがありえます。 例えば感覚が人一倍敏感だと、日常生活を送る上で強い刺激を受けやすくなってしまいます。周りの物音が大きく聞こえたり、光(太陽やテレビ画面など)が眩しく見えたりするなどにより、疲れたり、不快やイライラを感じやすくなります。 逆に感覚が鈍いと、普段の刺激に物足りなさを感じてしまったり、自傷行動の痛みを感じにくくなってしまったりしている可能性があります。 感覚の過敏さ(感覚過敏)、鈍感さ(感覚鈍麻)とは?発達障害との関係、子どもの症状、対処方法まとめ 余暇の過ごし方が乏しい やることがなくなった時、暇のつぶし方がわからないことで手持ち無沙汰になってしまう場合があります。自閉症の場合は 興味の範囲が狭かったり限定されていたりして、余った時間をどう過ごすかという手段が乏しい ことも自傷行動の要因になりえます。 なぜ自傷行動をしてしまうの? この章では知的障害や自閉症のある人の自傷行動の主な原因例を示しますが、このほかにもさまざまな原因があり一人ひとり異なります。そのため個別の評価(アセスメント)と対応が重要です。 発達障害の療育のベース「応用行動分析学(ABA)」とは?
反応しない 頭を床や壁にゴンゴンガンガン打ちつけている行為を見ても反応しない。それをやっても自分に注目してくれないとわかれば回数が減っていきます。 ただし、フローリングやコンクリートなどに向かって打ち付けようとしている場合は止めなくてはいけません。 その場合、なるべく反応せずに さりげなく抱きかかえたり さりげなくクッションを添えてみる などしてください。 とにかく、怪我をさせないよう配慮しつつ 「 ママは その行為には全く動じません。 」 という態度で接するのです。 気持ちを代弁してあげる 伝えたい事や思いを言葉に出来ないもどかしさや、苛立ちがストレスとなりゴンゴンしてしまうので、 「これが欲しかったのね?」 「出来なくてくやしかったんだね?」などと 普段から、 気持ちを代弁してあげる ように接してあげると、お子さんのストレスも少しは和らぐと思います。 終わりに 当時の私は、息子が事あるごとに癇癪を起こし、床に頭を打ち付けるので、少しの物音でも 「またゴンゴン始まった? !」 と、びくびく反応してしまうほどノイローゼになりそうな日々でしたが、 息子が伝えたい事を言葉で言えるようにるとその行為はだんだんと減っていきました。 あれだけ思い悩んだのにもうすっかり過去の出来事になっています。 児童デイサービスの先生から 「自傷行為をしてしまうのは、心が優しい子に多いんですよ。他人に八つ当たり出来ないから自分を傷つけるの。あなたのお子さんは、優しい子なんですよ。」 と言われた事がありました。 辛い日々でしたがこの言葉にはかなり励まされました。 そしてきっとあなたのお子さんも心の優しい性格なんだと思います。 こういった悩みは、一人で抱え込まず、保健師さんや近くの子育て支援センターなどの専門の方に相談してくださいね! にほんブログ村
自傷行動を防ぐための3つのステップ 本人は 望んで自傷行動を選んでいるわけではなく、今のところ「他に方法がない」ためにしかたなくやってしまう 場合が多いです。周囲に求められることは、子どもが自傷行動をしなくてすむよう、環境を用意したりそれに代わるスキルを学習することです。 自傷行動は、してしまう原因も対処法も、子ども一人ひとりのケースによって異なります。そのため、 その子がなぜ自傷行動に至るのかを考え、その子に合った自傷行動を防ぐための方法を見つけることが重要 なのです。 今回は、その方法を3つのステップで紹介します。 ステップ1. 自傷行動が起きた状況を記録する 一人ひとりの子どもの自傷行動の原因を調べるためにはいつ・どこで・だれと・どのような状況で、子どもがどんな自傷行動を起こすのか、その結果として子どもにとってどんな状況が生じているのかを観察することが大切です。着目するのは 「状況」「行動」「結果」の3つです。それぞれを紙などに記録し、行動の前後の状況を把握 します。 ・状況 ……いつ・どこで・だれと・どんな状況だったか(子どもが自傷行動を起こす前に何が起きたか/起きていたか) ・行動 ……どのような自傷行動を起こしたか ・結果 ……自傷行動を起こした結果、状況はどのようになったか 例(回避・拒否) ・状況 ……食事中、お母さんが嫌いな食べ物を口に入れた ・行動 ……頭をテーブルに打ち付けた ・結果 ……食べなくて済んだ この例では、「食べたくない」という拒否を伝えるための自傷行動であることがわかります。自傷行動を起こしている理由を推測することで、対応が考えられるようになります。このように、まずはその自傷行動が起きた状況を把握し、記録することが最初のステップです。 リンク先に、記入するのに便利な行動観察シートがあるので、活用するとよいでしょう。 ステップ2. 自傷行動をしなくてもすむようプランを考える 最初のステップで、自傷行動につながった状況を把握したら、自傷行動をしなくてすむにはどうしたらいいか、考えます。 先ほどの、嫌いな物を食べたくなくて自傷行動をしてしまう場合について考えてみましょう。 ◇自傷行為が起きない工夫・環境調整をする ・少し食べたら好きな物を食べられるようにする ・お母さんも一緒に同じものを食べる ・無理強いはしない ・好きなテレビを観ながら食べていいことにする ・小さく切る ・どうしても食べられないものは出さない ◇どうしたらいいか、望ましい行動を教える 自傷行動が起きないように工夫する一方で、自傷行動の代わりとなる適切な行動やスキルを教えることも重要です。例えば、拒否の伝え方を教え、食べたくないときテーブルに頭を打ち付けるのではなく、するべき適切なコミュニケーション行動に置き換えます。 例えば ・「いやだ」のサインを教える ・絵カードで拒否を教える ・「"いらない"って言おうね」などと、自分の意思を伝えるための言葉を教える このように、 子ども本人にとってできるだけ負担や我慢することが少ない方法を、家庭でたくさん考えてみましょう。 ステップ3.